薬局にて
こないだ、薬局のポイントがたまったので
景品と交換しようと、薬局に行った。
薬局を入って、すぐ前のレジにいた
店員さんに「景品を交換したいんですけど・・・」と言うと
「私より詳しい者が奥のレジにいますから、
そちらで聞いて下さいね」と言われた。
奥のレジ・・・と、細長い店の奥のほうを見ると
突き当たりにもう1つレジがある。
メンドクサイけどしょうがないな~と思い
もう1つのレジへ行き、店員さんにまた
「ポイントを景品と交換したいんですけど」と言った。
若い女性の店員さんは「ちょっとお待ちください」と言って
レジから席を外して走っていった。
私は、店員さんが帰ってくるのを
レジの前でボーッと立って待っていた。
すると、70歳はとうに過ぎている感じの
おばあさんが歩いてきて、私に
「何?誰もいないの!」と言った。
何か怒られたような気がしたけど・・・。
私は仕方なく返事。
「いないです~」
すると、私の隣に立って待つおばあさん。
店員さんはまだ帰ってこない。
私は、おばあさんに話しかけた。
「あの、あっちにもレジありますよ~」
「あっちって、どこ?!」
「え~と、あそこデス」
私が指をさすと、おばあさんは
「あそこまで行くのイヤ!」と言った。
あ、そうですか・・・。
でも、入口のまん前にあるレジだから、外に出るときは、
結局あそこまで行かなくちゃいけないんだけどね・・・。
店員さんが帰ってきて、私に記入する用紙を渡してくれた。
私が住所や名前を書いている間に、
おばあさんの買い物のレジを打つ店員さん。
すると、おばあさんが、手を叩きながら大声で叫んだ。
「あそこの、カラオケ屋!いっつも混んでたのにさ、
最近はぜんっぜん入ってないんだね!!」
若い女性の店員さんは、何のことか分からないようで
「エ、エ・・・」と目が泳いでいる。
私は記入するペンを止めて、
どうなるのか見ていると、女性の店員さんは
傍に立っていた男性の店員の方へ
助けを求めるように視線を移した。
男性の店員さんは女性の店員さんに
「ホラ、○○のことじゃないか・・・」と小声で言った。
どうも、近くにカラオケ屋があって
その話をしてるらしい。
おばあさんは、大声で何かを叫んで
笑いながら去っていったけど、
東北訛りが強くて、私には
何て言ったのかよく分からなかった。
どうして、年を取ると、話が長くなって
言わなくてもいいようなことまで言うようになるんだろう。
不思議。
誰かと話したいっていう衝動なのかな?
会社にも、よくお年寄りから電話がかかってくるけど
ほとんどが苦情の電話で、大体、大声で怒鳴っている。
相手の言うことに、説明をしても
また、最初に言った同じ話に戻るので
20分、30分になることも稀じゃない。
そして最終的に怒鳴られるんだけど・・・。
そのせいなのか、そうじゃないのか分からないけど
私には、お年寄りに「やさしいおばあちゃんやおじいちゃん」っていう
イメージがほとんどない。
いつも、怒鳴ってる印象しか持てなくなってしまった。
年を取ると、前頭葉が萎縮して、理性が保てなくなってくるとが
聞いたことがあるけれど、それと関係があるんだろうか。
もちろん、人によると思うし
私のイメージが偏っているのだと思うけど
一度持ってしまったイメージは
払拭したくても、なかなか難しい。
私は、自分の祖母とは、会話をしたことがない。
孫が多いし、遠方に住んでいて、年に1度しか会わなかった。
私の名前を、知っていたのかどうかも、はっきり分からない。
呼ばれたことは、あったかなあ・・・。
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