プールにて
体重が2キロ増えたまま戻らない。
お腹の周りのぷよぷよは、ベンピのせいかと
長年思ってきたのだけど
最近、「これって・・・単なる、ニク?」と気がついた(遅スギ)
私の家のすぐ近所にジムがある。1回500円。
会社の近くにも新しくてキレイなジムが出来た。
建設中は「わー!こんな近くにあったらしょっちゅう行って・・・」
と思うのだけど
出来ちゃうと、なんだか敷居が高くて
「そのうち行こう・・・」
「落ち着いてから行こう・・・」
「・・・・・」
2年程前も、「この肩こりとベンピは、やっぱりプールだ!」と
気合が高まり、近所のプールへ決死の思いで
行ったことがあった。
高校を卒業した時は
「もうこれで一生水着着なくていいんだ・・・」
と思ったのに、自分から着ようと思うなんて誰が思ったでしょうか・・・
「でも、ゴールデンウィークの真っ最中だし、誰にも会うわけない!」
と自分を言い聞かせつつ歩いて1分のプールへ。
バスタオルを小脇に建物に入って
プールの更衣室の入り口を入る時、
若者の集団が脇を通り抜けた。
・・・・・。
今、会社のTさんに似た人がいたような・・・。
マサカね┐(´ー`)┌アハハ
・・・・・。
・・・・・。
でも、万一知ってる人に会っても、
帽子かぶって水中メガネしてたら誰だか分かんないし!
自分を勇気づけ、気を取り直して水着に着替えた時、
帽子と水中メガネを家に忘れてきたことに気がついた。
サアア・・・(゚д゚lll)
どうしよう。
更衣室の入り口に座ってる女の人に
「帽子忘れちゃったんですけど・・・」と言うと
「お貸しできますよ~」
ヨ、ヨカッタ!
「着替えてからプールの中に入って、
プールの真ん中に立ってる監視員に言って下さい」
・・・・・(゚д゚lll)
でも着替えちゃったし
Tさんじゃないかもしれないし
水着姿で、のこのこと皆が泳いでいるプールの脇を歩き、
監視員さんに帽子を借りた。
プールに入って、メガネなしで顔をつけて泳いでみた。
く、苦しい・・・
ゼンゼン泳げない。
昔は、運動オンチなりに25メートルは泳げたよーな・・・
もーいいや、歩けば。
顔ビチャビチャでふーふー言いながら歩いていると
「デブネコさんじゃないですか~!!!」
振り向くと水中メガネを取ったTさんの顔が。
ガ、ガーン!!!
「メガネないんですか?これ貸しますよ!」と言って、
いままで自分がつけていた水中メガネをくれた。
「自分、もうひとつ持ってますから!」と笑顔。
・・・・・。
ありがとうございます・・・
自分のメガネを更衣室から取ってきたTさんは
「泳ぎ教えましょうか!
ちょっと泳いでくれればなんか言えるんですけど」
エエエ!!!( ゚д゚)
泳ぐの?ここで?
断るのもなんだし・・・
どーしよー
仕方ない
恥を忍んで泳いでみた。
パシャパシャパシャ。
顔を上げてTさんに聞いた。
「どうでしょー」
「うーん・・・」
考え込むTさん。
ちょっと!
なんだったんだ!!!
その後Tさんはお友達のところへ戻り
私はひとりパシャパシャ歩いていた。
そろそろ上がりたいな~と思うんだけど・・・
Tさんはまだ帰る様子がない。
あんまり外に出たくないし ブクブクブク
そのうち閉館間近のアナウンスが流れ出した。
もーしょーがない(・_・;
「メガネ、ありがとうございました~!!!」
Tさんに水中メガネを返し、
そそくさとプールを出ると
更衣室の入り口にあるシャワーを浴びた。
すると、すぐ後ろからTさんがやってきた。
隣り合ってシャワーを浴びるハメに
いろいろ話しかけてくれるんだけど ひょえぇ~
それどころじゃ
「そ、それじゃ~お疲れサマでした!!」
小走りに更衣室に向かうと
後ろからTさんの声。
「デブネコさ~ん!!!そっち男子更衣室ですよ!!!」(サイアク)
着替え終わって、帰ろうとすると建物の入り口で
Tさんが立って待っていてくれた。
「送りましょうか?」
「イエイエ、だいじょぶです、
すぐ近くですから~!!!」
ご親切に・・・
ありがとうございます・・・
Tさんには何の罪もないんだけど
それどころかいろいろゴメンドウをおかけしたんだけど
あまりのショックでそれから2度とイッテマセン
やっぱ行こうかな
あれからだいぶ経ってるし
もう会わないかも
・・・・・。
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